すきなこと

パステル画とは?

パステル画とは、カラフルなパステルと呼ばれる粉末状の絵具を用いて描かれた絵画のことを指します。パステル画は、油絵や水彩画と同様に、絵画の一種です。パステル画の特徴は、鮮やかな色彩とやわらかなタッチです。

パステル画は、フランスの画家デラクロワやミレーが使ったことから、19世紀に発展しました。パステル画には、乾式と湿式の2つの方法があります。乾式の場合は、パステルを直接用いて描く方法で、湿式の場合は、パステルに水を加えて描く方法です。パステル画の魅力は、紙や板などに描いた後、スプレーで固定剤をかけることで、長期間色あせない美しい色合いを保つことができることです。

パステル画は、その鮮やかな色彩とやわらかなタッチで、風景画や人物画、静物画などの様々なジャンルで描かれます。また、近年ではデジタル画材と組み合わせることで、より自由な表現を可能にしたり、新しい表現方法を生み出すこともあります。